オンロードモデルで実績のあるディフューザーを、そのままフィードバックした『MD-2』。カバーの排気孔から突き出たシャッターレバーを、左右ともにヘルメットの外側に向かってスライドさせると、シャッターは全開状態になります。逆に、左右のシャッターレバーをヘルメットのセンターに向かってスライドさせればシャッターは閉じます。
カバーは、メンテナンスや交換の際には簡単に取り外すことができ、しかも、シャッターで確実にロックされているため、ハードな走りの最中にも、決して外れる心配はありません。
さらに、エアーインスタビライザーを装備したことにより、DFS Type-Mよりも、排気効率を30%UPさせています。

>>>MD-2カバーの外し方

●走行中にシャッターの操作を行うには、ハンドルから手を一時的に離さなければならず、オートバイ操縦に支障をきたす恐れがあり危険です。シャッターの操作は、オートバイが停止状態の時に行ってください。
●帽体やライナーの通気穴を削って大きくしたり、ドリルで穴の数を増やす等の改造は、ヘルメットの安全装備としての機能を大幅に低下させます。大変危険ですので、絶対におやめください。
●排気側のディフューザーシャッターを可動範囲以上に動かすと、シャッターの固定部分が破損する恐れがあります。また、ディフューザーは、強力な両面 テープで固定されていますので、無理に剥がそうとすると、ディフューザーが破損する恐れがあります。
●ヘルメットを落としたり、逆さまにして地面に置いたり、持ち歩く際にドア等にぶつけたりすると、ディフューザーが破損しますのでご注意ください。また、ヘルメットを収納できるオートバイにヘルメットを入れる時は、以下の点にご注意ください。
●ヘルメット収納部にディフューザーが収まるスペースがない場合、シートや蓋をバン!と閉じた瞬間、ディフューザーに衝撃が加わって破損させる恐れがあります。
●ヘルメットを上下逆さまに収納するタイプのオートバイでは、常にヘルメットの重量 がディフューザーに加わって破損させる恐れがあります。
●気温が高い日に収納スペース内にヘルメットを長時間放置すると、ディフューザーやダクトを固定する両面 テープの接着力が熱によって低下し、ディフューザーのズレや剥がれが発生する恐れがあります。収納スペースがエンジンに近い場合も、同様にご注意ください。