このテストは、ヘルメットに脱がすような力を加えた時、ヘルメットが簡単に脱げてしまわないかどうかをテストします。
【テストの方法】
●SNELL規格
ヘルメットにフックを掛け、その先に取り付けられた衝撃発生ユニットの4kgのオモリを0.6m落下させます。
●JIS規格
ヘルメットの後頭部にフックを掛け、そのワイヤーを前方にまわします。滑車によって垂直に向きを変えられたワイヤーは、衝撃発生ユニット(籠)に繋がれています。フック+ワイヤー+籠の総重量
は約3kg。
〔テストヘルメット〕
ヘルメットを人頭模型に被せ、あご紐を締め、フックをかければ準備完了。
〔テスト装置〕
●SNELL規格/
人頭模型が、壁から突き出たステイに取り付けられています。人頭模型の向きを回転させ、前方からと後方からのロールオフテストを行います。
●JIS規格
/
人頭模型が台に固定されています。
〔衝撃発生ユニット〕
●SNELL規格/
4kgのオモリを0.6m落下させ、ストッパーにガシャン!と衝突した勢いでフックを引っ張ります。
●JIS規格
/10kgのオモリを籠の中で0.5m落下させ、籠の底に衝突した勢いでフックを引っ張ります。
【合格の条件】
ヘルメットが、人頭模型から脱げない事。
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