MFJ公認・JAF公認

財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)及び、社団法人日本自動車連盟(JAF)は、競技者の安全に寄与する事を目的に、競技用ヘルメットの公認に関しての規定を定めています。

■FIMマーク・白
MFJに公認された『スネル規格品ヘルメット』に貼られます。 国際格式(FIM公認)のロードレースとモトクロスには、このヘルメットが必要。

■MFJマーク・銀
MFJに公認された『JIS規格品ヘルメット』に貼られます。 MFJ公認のトライアル競技には、このヘルメットが必要。

■MFJマーク・金
MFJに公認された『JIS規格品ヘルメット』に貼られます。但し、ロードレース用に関しては、追加テストの耐貫通 性試験にも合格する事が義務付けられます。 MFJ公認のロードレースとモトクロスには、このヘルメットが必要。

■JAF公認ステッカー
JAFに公認申請したヘルメットで、JIS規格に適合し、さらに追加の耐貫通 性試験にも合格したヘルメットに貼られます。
▲ご注意
JAF公認の国内格式四輪レースには、FIA公認のSNELL SA規格に適合したヘルメットでも参加することができますが、FIA公認の国際格式四輪レースにはJAF公認のヘルメットでは参加できません。

公認申請のための追加テスト

このテスト『耐貫通性試験』は、路上、路側の突起物やバイクのステップなどの尖った部品に対するヘルメットの強度を調べるものです。ヘルメットはストライカが人頭模型に達するのを阻止しなければなりません。

【テストの方法
重さ3kgストライカを、3mの高さから落下させます。

合格の条件
ストライカの先端が、人頭模型に接触しないこと。

公式レースに出場される方は、ヘルメットに貼られている『公認シール』は、絶対に剥さないで下さい。JAF・MFJ等の公認レースの車検時に、『公認シール』がヘルメットに貼られていない場合、レース出場資格を得る事ができません。