ワンタッチで3つの排気孔が同時に調整できるエアアウト大型ベンチレーション
ACRダクト
ワンタッチで3つの排気孔が同時に調整できる『ACRダクト』。後方に3つの排気孔を設けたことで、排気パワーを格段に高めた。インダクション・ポッドからの気流を利用して効率良く熱気を排出。高速走行時には、ヘルメット後方に発生する気流を整流し、ヘルメットを安定させるスポイラーとしても機能する。風切り音を抑える静粛性が高い設計となっている。
ダクト中央のスイッチを後方にスライドさせると、3つの排気孔が連動してシャッターが開き、スイッチを元の位置までスライドさせるとシャッターが閉じる。また1段階目のスライドではダクトが半開状態に、2段階目のスライドでは全開状態になる。雨天走行時には、ヘルメット前頭部のダクトを閉じて、この後方のACRダクトを開くことで、「雨天換気モード」に切り替えることができる。
 

 

●走行中にシャッターの操作を行うには、ハンドルから手を一時的に離さなければならず、オートバイ操縦に支障をきたす恐れがあり危険です。シャッターの操作は、オートバイが停止状態の時に行ってください。
●帽体やライナーの通気穴を削って大きくしたり、ドリルで穴の数を増やす等の改造は、ヘルメットの安全装備としての機能を大幅に低下させます。大変危険ですので、絶対におやめください。
●シャッターを可動範囲以上に動かすと、シャッターの固定部分が破損する恐れがあります。また、ダクトは、強力な両面テープで固定されていますので、無理に剥がそうとすると、ダクトが破損する恐れがあります。
●ヘルメットを落としたり、逆さまにして地面に置いたり、持ち歩く際にドア等にぶつけたりすると、ダクトが破損しますのでご注意ください。また、ヘルメットを収納できるオートバイにヘルメットを入れる時は、以下の点にご注意ください。
●ヘルメット収納部にダクトが収まるスペースがない場合、シートや蓋をバン!と閉じた瞬間、ダクトに衝撃が加わって破損させる恐れがあります。
●ヘルメットを上下逆さまに収納するタイプのオートバイでは、常にヘルメットの重量がダクトに加わって破損させる恐れがあります。
●気温が高い日に収納スペース内にヘルメットを長時間放置すると、ダクトを固定する両面テープの接着力が熱によって低下し、ダクトのズレや剥がれが発生する恐れがあります。収納スペースがエンジンに近い場合も、同様にご注意ください。