『エアーイン・スタビライザーノズル』の装備と、『エアーインポート』形状の見直しにより、よりアップライトな乗車姿勢での静粛性とベンチレーション効率を高めた、新設計『ディフューザーType11』。左右ディフューザー間のエアロスタビライザーは、粘性流動体である空気をヘルメット表面より速やかに剥離し、走行中、ヘルメットの安定性を向上させます。ディフューザーおよび『デルタダクト5』のシャッタースイッチは大型化され、厚手のグローブをしたままでも、より確実な操作が可能となりました。
エアーインのシャッター開閉は、スイッチ後方を押すとシャッターが開き、前方を押すとシャッターは閉じます。
エアーアウトのシャッターの開閉は、排気ノズル部のレバーで行い、各レバーを外側にスライドさせるとシャッターが開き、レバーを内側にスライドさせるとシャッターが閉じます。
●走行中にシャッターの操作を行うには、ハンドルから手を一時的に離さなければならず、オートバイ操縦に支障をきたす恐れがあり危険です。シャッターの操作は、オートバイが停止状態の時に行ってください。
●帽体やライナーの通気穴を削って大きくしたり、ドリルで穴の数を増やす等の改造は、ヘルメットの安全装備としての機能を大幅に低下させます。大変危険ですので、絶対におやめください。
●排気側のディフューザーシャッターを可動範囲以上に動かすと、シャッターの固定部分が破損する恐れがあります。また、ディフューザーは、強力な両面 テープで固定されていますので、無理に剥がそうとすると、ディフューザーが破損する恐れがあります。
●ヘルメットを落としたり、逆さまにして地面に置いたり、持ち歩く際にドア等にぶつけたりすると、ディフューザーが破損しますのでご注意ください。また、ヘルメットを収納できるオートバイにヘルメットを入れる時は、以下の点にご注意ください。
●ヘルメット収納部にディフューザーが収まるスペースがない場合、シートや蓋をバン!と閉じた瞬間、ディフューザーに衝撃が加わって破損させる恐れがあります。
●ヘルメットを上下逆さまに収納するタイプのオートバイでは、常にヘルメットの重量 がディフューザーに加わって破損させる恐れがあります。
●気温が高い日に収納スペース内にヘルメットを長時間放置すると、ディフューザーやダクトを固定する両面 テープの接着力が熱によって低下し、ディフューザーのズレや剥がれが発生する恐れがあります。収納スペースがエンジンに近い場合も、同様にご注意ください。