システムパッドのツメを改良し、より取り外しが容易に
EXパッド
安全のためには、頭にあったサイズのヘルメットを選ぶことが第一です。サイズのあわないヘルメットでは頭が痛くなったり、注意力も散漫になり、充分な安全性能を発揮することができません。また、ヘルメットは、頭部だけで支えると、ぐらついたり、疲れたりと運転に支障をきたします。そこで、頬部もしっかりフィットさせ安定感をアップさせる必要があるのです。ヘルメットを選ぶ時には、被った時に頭を軽く振っても上下左右にずれない大きさで、内装のフィット感が均一なものを選んでください。しかし、人それぞれ顔の形状は異なります。必ずしもぴったりあったヘルメットに出会えるとは限りません。そこで、オプションにより、厚みの違う頬パッドを装着することで、よりフィット感を高めることを可能にしました。また、パッド前方下部に設けられた切れ込みに、ネックパッドの先端部が収まることで、「FFS排気ポート」が形成され、このポートに沿って空気が流れます。FFS(Free Flow System)とは、呼吸により排出された湿った息をヘルメット外に強制排気するシステムのこと。これは、口元の空気を左右の頬パッドに設けられた排気ポートを通じて、ヘルメット下部の気流に乗せて排出し、シールドの曇りや「息苦しさ感」を軽減させるものです。  

EXパッドは、洗濯することができます
直接肌に密着するEXパッドは、特に汗や汚れがつきやすいパーツです。汚れやにおいが気になる時は、ヘルメットからEXパッドを取り外し、パッドのカバーのみを外して洗濯してください。洗いたての肌着のように気持ち良い被り心地が得られます。
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  ●手洗いする場合
家庭用洗濯洗剤を使用し、やさしく押し洗いします。その後、水でよく濯ぎ、水分を取り除いてから、風通 しの良い場所に干して自然乾燥させます。
●洗濯機で洗う場合
必ず洗濯ネット等に入れ、「弱」または「手洗い」等、素材に負担をかけないモードを選択して洗ってください。
  ●EXパッドは、パッドの厚み設定以外は全て共通で、どのサイズのヘルメットにも取り付けができます。しかし、極端に厚みを変えると被り心地を損ねる原因となりますのでご注意ください。
●EXパッドは、内部に発泡スチロールが入っているので、強い力が加わると折れてしまいます。取扱いにはご注意ください。