品質を規定して安全性能を守る
JIS規格

日本工業規格(JIS)は、工業標準化法に基づき制定された規格です。ヘルメットのJIS規格である『日本工業規格、乗車用ヘルメット』は、日本工業標準調査会の調査審議を経て、平成19年3月に『新しいJIS規格』へと改正され、そのテスト方法は国際基準に則った方法に変わりました。警察・医者・通 産省・各安全協会に関係する専門家たちにより持ち寄られた意見をもとに安全性能に対する規格を定め、適合製品をJISマークによって認定しています。
安全のためにシビアなテストを設定
SNELL規格

利益のためでなく人々の安全のために活動を行っている非営利的機関「スネル記念財団」によって制定される規格です。一般 ユーザーがヘルメットの性能を容易に判断できる手段を提供するというポリシーのもと運営されています。「テスト条件を設定する際は最もシビアな条件を採用する」という原理により、5年ごとにその規格が見直されています。スネル規格は、一般 の公道を走るヘルメットのための規格です。決してレーサー専用の規格ではありません。