このテストは、路上、路側の突起物やオートバイのステップなど尖った物に対するヘルメットの強度を調べるものです。ヘルメットはストライカが人頭模型に達するのを阻止できなければなりません。
【テストの方法】
●SNELL規格
3kgのストライカを、3mの高さから落下させます。
●JIS規格
3kgのストライカを、2mの高さから落下させます。
〔落下装置〕
ガイドとなるパイプやワイヤーに沿って、ストライカが垂直に落下します。
〔ストライカ〕
重さ3kgの、先端の尖った鋼鉄製のオモリ。ヘルメットに向かって落下します。
〔テストヘルメット〕
テスト台に固定された耐貫通テスト用の人頭模型にヘルメットを被せます。ストライカが人頭模型に触れると電気が流れ、コンピューターにデータを送ります。
【合格の条件】
ストライカ先端が、人頭模型に接触しないこと。
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