あご紐テスト
このテストは、あご紐の強度を調べます。転倒時の衝撃で、あご紐が外れたり、伸びてしまっては、ヘルメットが脱げてしまう恐れがあり、あご紐のテストは重要です。

【テストの方法
●SNELL規格
あご紐に38kgのオモリを吊り下げ、0.12m落下させ、 あご紐がどれだけ伸びたかを計測します。
●JIS規格
あご紐の先に取り付けられた衝撃発生ユニットの10kgのオモリを、0.75m落下させます。

〔テスト装置〕
人頭模型が固定されています。ヘルメットを被せ、あご紐を締め、そのあご紐にオモリを吊り下げます。

〔スケール〕
あご紐の伸び量を計ります。

合格の条件
●SNELL規格
あご紐の伸びが30mm以下で、あご紐がヘルメットから外れないこと。
●JIS規格
あご紐が衝撃で35mm以上伸びないこと。 また、テスト終了時に、伸びが25mmを超えていないこと。