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●F-1用ヘルメットのテクノロジーから生まれた
  新世代シェル『PB-cLc』。
 

前頭部には、上部窓カットラインに並列に配されたスーパーファイバー製のベルトによって帽体を強化。サイドからリヤにかけては、スーパーファイバー製クロスで補強して、帽体全体の剛性を高めています。さらに、この新開発『PB-cLc
帽体により、緩衝ライナーの発泡倍率を従来比で10%程度下げることが可能になったため、「外側のシェルは強固に、頭をじかに包む緩衝ライナーはより柔らかく」というヘルメットの理想に、アライはまた一歩近付くことができたのです。


●帽体裾部の剛性を高める
  『ハイパーリブ構造』。


専用設計のフォルムをベースに、帽体の裾部分に段差を設けた独自のハイパーリブ構造で、シェル剛性を強化。後方のサイドエグゾーストダクトへと滑らかにつながる造形は、機能に裏付けられた精悍なプロフィールを主張しています。さらに、ダクト周囲にもリブを設け、ダクトと帽体とをフラッシュサーフェイス化し、風切り音の低減や、さらなる帽体剛性の強化を実現しています。


●高速域での安定性を向上させた
『TX2バイザー』。


高速時の強度を確保するため、リブを設け変形に強くした『TX2バイザー』。排気口の位置も変更し、風の抵抗を軽減することでバイザーのブレをなくし、安定した走行を可能にしました。さらに、『TX2バイザーワッシャー』は、高速域での前方からの風圧によるバイザーの変形を抑え、安定性を向上するために、バイザーを固定する面積を前方に広く確保。厚みも抑え、空気抵抗や風切り音の軽減を実現しました。





  緩衝ライナー入りチンバー
ハイパーリブ
TX2バイザー
TX2バイザーワッシャー
PB-cLc帽体
3段発泡ライナー