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●45R以上のカーブを連続させた
 滑らかなエッジ設計


転倒をまず第一に考慮しなければならないオフロード用ヘルメットこそ、衝撃を上手に逃がす滑らかなフォルムであることが理想であるとアライは考えます。
表面はあくまで滑らかに、45R以上のカーブを連続させた安全設計。V-Cross3は、実戦の中で実証されてきたデータを基に、このフォルムを継承しています。
さらに、頭の中心点からアゴ先までの距離は変えずに、マウスガード上部のみを前方に11mm伸ばすことで、口元のスペースをワイドに確保。息ごもりを軽減し、安全性、快適性を向上させています。
スタイル優先で変型させるデザインのヘルメットとは一線を画し、V-Cross3のフォルムは、細部にわたって安全性に基づき設計されています。

●プロテクション性能を追求した
 次世代帽体【PB-cLc】採用


帽体は、F-1用ヘルメットのテクノロジーから生まれた新世代シェル【PB-cLc】を採用。前頭部には、上部窓カットラインに並列に配されたスーパーファイバー製のベルトによって帽体を強化。サイドからリヤにかけては、スーパーファイバー製クロスで補強して、帽体全体の剛性を高めています。さらに、この新開発【PB-cLc】帽体により、緩衝ライナーの発泡倍率を従来比で10%程度下げることが可能になったため、「外側のシェルは強固に、頭をじかに包む緩衝ライナーはより柔らかく」というヘルメットの理想に、アライはまた一歩近付くことができたのです。

●帽体裾部の剛性を高める
 V-Cross3ハイパーリブ


ヘルメット下部の剛性は、V-Cross3のフォルムの特徴でもある『V-Cross3ハイパーリブ』が確保。自動車のバンパーのような緩衝装置の役割を果たし、側面からの耐圧性能を向上させています。
その他、チンバー部の裏側にも組み込まれた緩衝ライナーや、剛性の高いステンメッシュを採用した大型のマウススリットなど、帽体下部にもさらなる強度確保を進めました。激しいライディングでもゴーグルがずれることなくフィットする『ゴーグルスナッパー』など細かい配慮も施されています。

  45R以上の滑らかなエッジ
11mm長いマウスガード
V-Cross3ハイパーリブ
ゴーグルスナッパー
PB-cLc帽体
3段発泡ライナー